すっぽんぽんの「ちゃんとできないわたしで生きていく」という原点。

ひとつ前の記事のつづきです

 

justiam.hatenablog.com

 

電動自転車を、大して考えもしないまま

そして大して扱い方もしっかりと確認しないまま

2歳の娘を乗せてひとりででかけて

 

しかも旦那さんには、

 

「なれるまで危ないから最初は一緒に行こうね」と言われていたのに

 

それを無視して

結果、大転倒して

 

そのとき(すべてが一段落してから)

久しぶりに

すごく思ったこと。

 

 

「どうして、

 

わたしはいつも

 

ちゃんとできないんだろう。。。」

 

 

電動自転車で転ぶことは、

もしかしたら誰でもあることかもしれない

 

けど、事前にちゃんと確認したり

「大丈夫でしょ」なんて思わずに

JOEさんのアドバイスに従ったり

 

たぶん、そういうところが

わたしはほんとに、できない。

 

自分がなんか、大丈夫だろうとか

いけそうとか

 

思っちゃうと、

ちゃんとした準備もせずに、

ちゃんと考えもせずに

やっちゃうとこが

 

わたしには昔からある

 

 

それは

ときに良いところでもあるかもしれないけど

母親としてはやっぱり

もう少し考えるべき

(あぶなすぎる)

 

 

結婚する前、会社員として勤めてた頃

この

「ちゃんとできない」に

 

いつも、頭を悩ませてた

 

 

でも、なんかね

ここ最近、

 

あんまりそういうふうに

感じることが、なかったものだから。

 

たぶんわたしは、周りからは

 

娘と楽しそうにしているし

娘も、表情豊かに、いきいきとして育っているし

 

そういう娘に恵まれたこともあって

 

そして最近では、

おそろいの服なんかも作って、着たりしているから

むしろ、外目からは

 

「良いお母さん」

 

 

そう映っているみたいで

そういう扱い(接され方)を

とても受けるのです

 

そんな環境の中にいさせてもらえてるから、

ここのとこずっとね

 

感じないで済んでいた

 

「ちゃんとできない自分」

 

 

それを、

久しぶりに

突きつけられたような気がしました

 

 

それで、すごく落ち込んだけど

(この子の命、わたしちゃんと守っていけるのかなって。。)

 

でもね

 

やっぱり、わたしの原点は、そこだったなあって

 

 

そんな自分さえも、

受け入れて、許して、生きていくこと

 

 

 

世間ではますます、

女性は、ママは

 

仕事に家事に子育てに美容に

 

なんなら保活なんて言葉もあるくらい

 

なんなら子供は2人も3人も

1人のときから、

次の子のタイミングも

育休のタイミングと合わせて

逆算して

計画立てて

 

 

たくさんのマルチタスクを当たり前のように求められて

それを手際よく、なんとかこなしていくことを

当たり前のように社会からみなされて

 

たぶんその想いは

 

「大変だと思うけど

 

でも、

 

みんなやってることだから」

 

 

 

だから

 

ときには爆発しそうになりながらも

 

はちきれんばかりになりながらも

 

それでもそれなりに

 

楽しみながら

まあ過ぎてみればそんなときもあったねと思えるだろうと

 

 

事実は、たぶん誰にとってもきっと

そしてどんな選択をしてもきっと

人生で一番、しあわせな子育て期

 

でもそれを、そのときは忘れちゃうくらい

 

そんな戦場のような毎日

戦場のような子育て期間

 

それをなんとかかんとかでも

楽しみながら乗り切り

幸せを感じながら

上手にこなしていける女性たちも

ほんとうにたっくさんいること

 

わたしももちろん知っています

(リスペクトしかない!)

 

けど、わたしは

 

それができない

 

と思った

 

 

はちきれんばかりになりながらも

必死になれば

踏ん張れば。

 

こんなわたしでも

できるのかもしれない

やれるのかもしれない

 

でも。

 

 

会社員時代がむしゃらに働いて

自分を知った上で

 

わたしはそれを

「選びたくない」

 

そう思ったの

 

もう、

その戦場のよう(に映る)世界の中を

「仕方ない」として受け入れるのじゃなく

 

それを仕方ないとしてしまって

その中で

生き残りをかけて

必死に戦うことよりも

 

もうその

 

戦場(のようにわたしには映る一般的なママ世界)から

 

いち抜けた!

 

 

・・・そうして

ちゃんとできないほうの「自分」を

受け入れて、許して、

 

というとかっこいいけど

 

もう、

これでいいや!

 

ってことにした。

 

わたしは不器用だからこそ

たくさんの、甲冑、鎧、武器(?)

 

かき集めようとしてた時代もあったけど

 

それらぜんぶ、

身につけようとすることをやめて

もう、

 

すっぽんぽんの、

 

裸の王様みたいな

裸のママ(妻)で

 

生きていこう

 

 

そのようにして、存在しようとするときに

 

そんな、世の中の主流に逆行するかのような

はみ出しものの存在は、

 

世界から、淘汰されてしまうのだろうか?

 

のけものに、されてしまうのだろうか?

 

 

わたしはなんだか、

そうじゃない気がしたの

 

すっぽんぽんなら、

すっぽんぽんとして生きていこうとしたなりの

 

周りからの

助けがある

 

与えられる

愛がある

 

補ってくれる

何かがある

 

差し出される

手がある

 

 

それを

感謝して、受け取って、生きていく

 

そうしてわたしが幸せであると、それを見て

こころが満たされたり、

やる気がでたり

 

そんなふうに感じてくれる人がいて

 

そうやって

社会に、世界に、そして家族に

 

貢献していく生き方も

ありなんじゃないか?

 

 

 

 

こんな理想論を

最初にこころに描いたのが

 

このブログの前衛みたいな

「ただのおんなブログ」を書き始めたとき

 

 

そのときは母になる、なんてまだ遠い遠い夢で

 

だけどすでにそのときから

 

愛されるために

大切にされるために

与えられるために

結婚してもらえるために 笑笑

 

良き妻、良き女性

仕事とプライベートを両立して

オンナだって、今の時代は・・・

 

 

仕事も恋愛も、がんばればがんばるほど

そんな今の時代の求められるタイプには

なれない自分を知りました

 

 

最初は

 

そんな自分じゃないから

結婚したいと思ってもらえないのかな??

 

そう思ったから

必死で取り残されないよう

荒波を泳いでたつもり

 

でももう、疲弊しきったときに

 

足をばたつかせることをやめて

流れに身を任せてみた

 

もう、すっぽんぽん(=ただ、女性であるだけ、わたしであるだけ)に

なってみようと思った

 

そんな想いからスタートした

あのブログだったなあ、って

 

 

そしてわたしは実際

なんとか世の中でいうところの「一般」から

はみ出ないように

取り残されないように

 

そんな想いで必死に泳いでいたあの頃より

 

はるかに肩の力を抜きながら

 

結婚して、

母になりました

 

(娘にキイイー!!てなることも

もちろん毎日のようにあるけれど。)

 

 

 

で、わたしはなんだか最近

良い感じのママ的に見ていただくことが増え

その結果、

自分でもなんか

わたしってそんな感じかも、って錯覚しつつあったけど笑笑

 

 

やっぱりわたしはね

どう考えても

”そっち(原点のほう)”なんだなあ、って

 

なんだかそのことを

再確認させてくれた出来事

 

今回も

事故ってしまったことはほんとうに繰り返してはいけないけれど

でもやっぱり

そのとき守ってくれたのは

何も、わたしがやらない(わからないし、わかろうとしない)から

JOEさんが、

いろんなものを揃えて

 

娘をちゃんと、守ってくれた

 

起き上がれないわたしを

助けてくれた人がいた

 

わたしがこんなに

ちゃんとできないところがたくさんあるから

 

娘も、(そんな母に期待しても仕方ないと^^;)

立派に育ってる

 

 

そんなふうに

思うんです

 

 

で、やっぱり

だからね

 

わたしがブログやインスタで

自分の感じてること

 

今のありのままのわたし

 

言葉や写真で伝えるのは

 

”そこ”

 

 

そこが大前提にあるものだということ

 

その大前提の上での

それでも

わたしたち家族なりに

 

幸せに

愉快に

楽しくやれているよ

 

ということ。

 

 

そこが、伝わってほしいんだなあって

そこに、希望を感じてほしいんだなあって

 

その、

原点を、

今回思い出せたこと。

 

 

事故っておいて、

なんて母親だ!!

って思う人もいるかもって思いつつ

そのことに

激しく落ち込んだのもわたし。

 

でも、頭のどこかで、書いたようなことを感じたのも、わたし。

 

何か、受け取ってもらえたら嬉しいです◎

 

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