叶えたい、解決したい”それ”が、ほんとの願いとは限らない。

今日は夫JOEさんが久しぶりの東京出張で

娘と女子2人、のんびりめに過ごしています^^

 

お昼はいつものお弁当を頼んで、

2階で遊びながら食べていたら、

こんなかわいいことをしていました*^^*

 

 
 
 
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※ちなみに、いつものお弁当。

今日は娘と2人だったので、

1個だけ届けていただいて

ふたりで分けて食べていました◎

 
 
 
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そんなかわいいことをしてくれる娘さんですが

昨日の記事を書いてから

彼女を通しておもったことがありました。

 

☆こちらの記事の続きになります☆

justiam.hatenablog.com

 

 

娘さんは、お昼寝をする日は、寝入る前に、

ものすごく激しく愚図ります。

 

眠たがって泣くので、抱っこをしてゆすってあげようとすると

 

「あっちー!!!(泣)」

 

と2階を指さして、反り返って泣きわめきます。

 

 

なので言われたとおりに抱っこしてあやしながら2階に行くと、今度は

 

「あっちーーー!!!(泣)」

 

と、寝室のほうを指差すので。。。

 

 

また、言われたとおりに寝室に連れて行くと、

 

ふたたび、

 

「あっちーーーー!!!(泣)」

 

 

と、

 

今度は、さっき上がってきた1階のほうを指さして

「1階にまた降りろ」と主張してくるんです。

 

そんなことをぐるぐるぐるぐる、娘がその都度指差す

実は明確でない「あっち」に移動することを

何回か繰り返しているうちに、

 

本人、眠くなって、気づいたら腕の中で寝入ってる、、、というのがお決まりのパターン。

 

 

 

これ、子供のやっていることなので

 

クスッとと笑ってしまったり、

ときには「まったく。。。」ってげんなりしてしまうことも多々あります。

 

 

でも、娘のこの行動。

 

 

すごくよく思う。

 

 

「わたしたち大人も、

 

本気でこういう勘違いをして人生を生きてることがある。」

 

って。

 

 

娘が眠すぎて、でも上手く寝れなくて、気持ちが悪くて、

 

「嫌だ。不快だ。」

 

って思っている時、

 

娘は娘なりに、本気で

 

「あっち」に行けば

 

何かスッキリする。

 

ラクになれる。

 

心地よくなれる。

 

 

そう思っているから、

 

わたし(母親)に「あっち(に行け)」と求めるけれど、

 

実際は、「あっち」っていう言葉に、明確な求めているものなんてなくて、

 

本当の娘の感じていることは

 

「眠たくて、寝たいけど、

上手く寝れなくてつらいし、

不快だし、

嫌だよ。」

 

ただ、それを上手く言葉にして伝えられないし、

自分でも、その「不快さがなんなのか」をそこまで自覚できていないから。

 

 

だから、「あっち」へ行けば、なんだかラクになれるような気がして、

 

「あっちー!!」って一所懸命伝えてくる。

 

 

けど彼女がほんとうのほんとうに求めているのは

 

「”(明確な場所なんてない)あっち”に連れて行ってほしい」のじゃなくて

 

 

その気持ち(=寝たいのに、上手く寝れなくて不快で嫌だ)をわかってほしい

 

そして

 

その気持ちをちゃんとキャッチして

 

上手に寝かせてほしい(それを助けてほしい

 

これなんです。

 

 

これのどこが、わたしたち大人の女性もやっているかもしれないことかというと

 

 

わたしたちにとっての”あっち”は

 

 

彼がほしい。

 

 

結婚したい。

 

 

子供がほしい。

 

 

パートナーにこうなってほしい。

 

 

親がこうじゃなかったら。

 

 

職場の嫌なあの人が変わったら。

 

 

 

そうしたら(=”あっち”に行けたら)

 

幸せになれるのに。

 

問題は全部解決するのに。

 

 

・・・本気で、そう思ってしまっていることがある。

 

 

だけれどそれは、

わたしの娘が「あっち(に連れて行って)」と言いながらも

 

いざ、

 

じゃあその「あっち」についた途端、

 

望みがかなったのに、

 

その瞬間

 

「(まったく別の方向の)あっち(にまた連れて行って)!!」

 

になるのと同じように。

 

 

わたしたちもまた、

 

それらを手に入れた瞬間は、確かに

 

幸せに感じたり、

問題が解決したと思えたり、

不快感や嫌な気持ちが消えたように

 

感じたとしても。

 

またすぐ、別の「あっち」を求め始めていることがあるときがあります。

 

しかも、無自覚で。

 

 

やっぱりこっちじゃなかった、とか

 

こっちはこっちで良かったけど、

それが満たされたら、

また別の不満や物足りなさや嫌なことが、目につくなど。

 

 

それはたとえば、

 

彼ができても、結婚してくれなきゃ意味がない、って思えてしまったり

 

結婚できても、今度は「妊娠しなきゃ、幸せじゃない」って思えてしまったり。

 

さまざまに愛のかたちを与えてくれている相手でも、

不満やあらばかりを見出していたり。

 

 

そうやって、望んでいたはずの「あっち」に行けても

また別の「あっち」を求めて

 

でも本当は、その心の中には、

 

「ここに行けたら解決」って言えるような「あっち」なんていうものは

本当は無い、ってこと。

 

 

そういうことじゃない、ってこと。

 

 

そこに、多くの人は無自覚で、

無意識に勘違いしたまま、

 

「結婚するためには」とか、

 

婚活、妊活、現実を思い通りにする方法、パートナーに理想の相手になってもらう方法、

 

そういうものを探し求めて深みにはまってしまったり。

 

 

でもそれがいかに、トンチンカンなずれていることかは、

 

わたしの娘の例から、感じてもらえるんじゃないかと思うのです。苦笑

 

 

そうじゃない、

 

本当にあなたの心の求めているものは「あっち」というものじゃなくて

 

もっと全然別のもの。

 

 

そしてそれは、

外にその答えや方法なんてない。

 

 

だって、あなたの中にしか、

その答え(正解)はないんだから。

 

 

だからわたしはその奥深くの部分を一緒に探ることが一番大事だと思っているし

 

だからといって、それはわたしが言い当てることではなくて

 

本人が絶対に答えをもっていること。

 

 

そしてわたしが昨日の記事で触れた、個人セッションをさせていただいたAさんに

 

「結婚したいという気持ちや、彼との関係をどうにかすることや

 

彼の抱えている問題に何かできることはないかとかんがえることは

 

もちろん気になるけれど、枝葉の部分であって、

 

そこに問題と感じることの解決があるわけじゃない」

 

 

というようなお話をしたのはそういう意味であります。

 

 

わたしの娘が「あっちに連れて行って!」と表面上は本気で言っているからと言って

そこに娘が満たされる答えがあるわけじゃないから、

 

その気持ちには寄り添いつつ(ここで言うなら行けって言われたほうには一応行きつつ)

 

けど、ほんとの望み

 

「寝たい。」←たぶん。笑笑

 

 

・・・わたしはそこを見て、

 

そこをサポートしてあげることを、やってあげることなんです。

 

 

そしてこれは娘やお客さんだけに限らない

 

わたしも、わたし自身にいつも気を配り、やっていることです。

 

 

わたしが「こうしたい」と意識上、思っていることが

必ずしも

わたしを満たしてくれる本質的なこととは、限らないから。

 

 

その奥を知ろうとすること

そしてそれを感じること

 

それが、ほんとうの意味での自分を大切にしていくことだと、

思っています◎

 

 

ひとりひとりにとっての”それ”を紐解き叶えるお手伝い

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